部屋にまつわる音のこと。その1。

「初回」を除き、ほんわかした子供ネタを中心にしていたブログだが、今回は怪談のような話をひとつ。

二、三年に一度は引越しを繰り返してきたせいで、住居のことでは、本当に様々な経験をしてきたが、(そのおかげで以前はさほど興味を持てなかった建築の勉強にも身が入るようになったが笑)、今回は特に「音」にまつわることについて。

「音」についてのトラブルといえば、上下左右からの騒音、壁ドンなどがありますが、(ちなみに、「壁ドン」は、本質的には嫌がらせを表す言葉を巧妙に隠す発明だったともいえますね笑)、現実にはその逆もあったりする。

そう。それは、とあるマンションに住んでいた時に、下階の住人から「音がうるさすぎて、生活できない」といった苦情を執拗に受けていたことがある。その住人は年のいった自称DJ兼作曲家で、耳が異常にいいらしく、彼は、上階でこちらが普通に歩いていても我慢がならないらしかった。

だから、こちらの生活の全てがほとんど成立しなくなるところだった。マンションの管理人によれば、その住人は管理費などもずっと滞納していて、徴収に行くと包丁を持って暴れたりするらしい。そして、部屋に怪しい人物が出入りしているのを、幾たびも監視カメラが捉えていたらしい。

「とんでもないところに、あんた住んじゃったねえ」。管理人は、人ごとのように言うだけ。(今にして考えれば、この管理人もなかなかに怪しい。そもそも、それで管理費を徴収しなくていい理由にはならないし、単にこちらを怖がらせるか、諦めさせる方便だったのかもしれない)

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